休み明けの催事は読書会からです。
2月はC. ダグラス・ラミス『ガンジーの危険な平和憲法案』(集英社新書)を読みます。
僕にいちばん突き刺さったのは次の文です。
「レーニンが、革命は国家権力を奪うものだと考えたのに対して、ガンジーの革命とは国家権力を溶かし、異質の原理でできた違う組織が、国家の替りに社会の中心になる過程だ。」(pp.79-80)
ガンジーが「異質の原理でできた違う組織」として考えていたのは自立した村の連合体のようなものです。最近宮台真司がいろんなところで述べている「共同体自治」のテーマとつながっていく議論だと思います。食やエネルギーそして文化に関する共同体自治を育むことは、僕の課題でもあります。
「まち を 耕やそう」
毎回新書版1冊読み切りの読書会はまだまだ続きます。
そして、3月からは毎月第2火曜日に新しい読書会も始まる予定です。課題図書は『戦時下抵抗の研究(1) キリスト者・自由主義者の場合』同志社大学人文科学研究所(みすず書房)。入手しにくいテキストなので、必要な方には実費負担でテクストのコピーを配布します。お気軽にお問い合わせください。