2 weeks ago
あれから2週間たった。

ずいぶん昔のことのような気もするけど、
まだまだ僕たちの暮らしはあの出来事の中にある。
出来事の終わりがいつおとずれるのか、どのような結末が待っているのか?
不安に包まれながら生きるということを経験している。
とはいえこの不安には、退屈なパニック映画を見せられているような予定調和がある。
ひとの感情をもてあそぶ、作者の意図が出来事を貧しくしている。
大いなる自然はこんな稚拙な脚本は書かないだろう。
そのことが意味するのは、今回の出来事が天災ではなく人災だということだ。
出来ることをやらないで怠けてきたぼくたちにそののつけが回ってきたのだ。

 どんなことがあっても 
 ぼくらは言う
 困まることを はっきり言う
 人間が 集まって暮すための ぎりぎり
 の限界というものがある
 ぼくらは 最近それを越えてしまった
 それは テレビができた頃からか
 新幹線が できた頃からか
 電車をやめて 歩道橋をつけた頃からか
 とにかく 限界をこえてしまった
 ひとまず その限界まで戻ろう
 戻らなければ 人間全体が おしまいだ
 企業よ そんなにゼニをもうけて
 どうしようというのだ
 なんのために 生きているのだ
 (花森安治「見よぼくら一銭五厘の旗」1970)
           全文はこちら→ Click!

雑誌「暮しの手帖」を作った花森安治さんのことば。
「暮らしを大切にすることを通じて、戦争のない平和な世の中にしたい」と一貫して生活者の立場から発信してきた花森安治さんのことば。
40年前、僕が生まれた当時のことばだ。
僕はここからやりなおしたい。
何かを変えなければもはやつぎの40年後はないと思う。
だから花森さんのことばを、少しでも多くのかたと分かち合い、
そこから一歩を踏み出せればと思います。

読書会「花森安治のことばーポストFUKUSHIMAの時代を生きるためのレッスン」

 日時 2011年3月27日 14時頃から17時頃まで
 場所 千年一日珈琲焙煎所 
 入場無料(ただしワンドリンクオーダーお願いします。)

 花森安治「見よぼくら一銭五厘の旗」は当日配布します。

思ったこと | comments(0) | posted by otsubo shigeto
3月13日の営業について
3月13日(日)"CLASH vol.1" のため変則的な営業となります。
喫茶はCLASHご入場者のみご利用いただけます。ドリンクメニュー以外に、サンドイッチ、カレー、デザートなどご用意してお待ちしております。
コーヒー豆販売は、通常通りどなたでもご利用いただけます。
普段使いのお客様にはご面倒おかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願い致します。

                                店主
お知らせ | comments(0) | posted by otsubo shigeto
「CLASH vol.1 ~live portfolio viewing~ 」
designed by 大原大次郎

1月中頃にお店に現れたPEOPLE植田くんは興奮していた。
「ヤバいっすよ、また出会っちゃいました横浜で」という。
なんかガビーンとくる出来事があったみたいだ。
「とにかくスゴイんすよ!」
興奮してんのはわかるんだけど、興奮し過ぎでなにがスゴイんだかよくわかんない。
自分の中にある熱狂をうまく伝えられずもどかしそうにしている植田くん。
「お店でやらせてください、とにかくスゴイんすよ写真が、がっかりさせませんから」
少し間をおいて「じゃあやってみたら」と僕。

そんな感じで"CLASH vol.1"の企画がやってきた。

とにかくスゴイんすよ。みなさま是非。

people & CLASH present
「CLASH vol.1 ~live portfolio viewing~ 」
写真作家が各自ポートフォリオや現在進行形の作品を持って、みなさんの来場をお待ちしております。

日時:3月13日(日)11時〜19時
入場料:1,000円(加えてdrink orderをお願い致します)

参加作家
・天野裕氏  http://yujiamano.com/
・中岡恵美  http://www.meguminakaoka.com/
・中村綾緒  http://www.nakamuraayao.com/
・山田陽介 (from Tsukuba)

選曲/記録(record man):
noodymann (PEOPLE)

more info : 
CLASH HP
PEOPLE

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ご挨拶 

大変お待たせいたしました!
以前からお伝えしていた写真衝突“CLASH”vol.1のお知らせです。 
副題-live portfolio viewing-に有るとおりの生々しい写真体験をお送りします。
参加作家のみなさまが、自作のポートフォリオ&ブックを持ち込み、作品をお見せします。
そう、“CLASH”という名前通りの、写真家と観客の真剣勝負なのです。

・・・とは言え。
作家の方々は「こう見ろ」だとか「それは違う」なんてことは言いません(おそらく)。
ひとつの作品・写真を通して、「私はこう思った」、「ぼくにはこう見えた」なんて話をしてほしいのです。
ざっくばらんに、興味本位に、素晴らしき写真との出会いをして頂ければ、嬉しいです。
そして「ああ!写真ってこんなに面白いんだ!」と思って頂ければ、幸いです。

参加作家は6名。 
天野裕氏、五十嵐一晴、阪本勇、中岡恵美、中村綾緒 (敬称略)
の前回"vol.0"に引き続いての参加となる作家に加えて、つくばから山田陽介も参戦します。
地元を代表しての参戦、彼の作品もどうぞどうぞお楽しみに。

とにかく!
今回の“CLASH”で新しい写真の見せ方を提示するつもりです。
音楽を聴くように映画を観るように、嗅覚のままに本を読み進めるように。
友人との留まるところをしらないお喋りのように、すこぶるゴキゲンな酒宴のように。
お気軽に、興奮して楽しんで頂きたいのです。

一人でも多くの方に、濃密な写真体験を・・・。
みなさまのご来場をお待ちしております。

植田浩平(PEOPLE)
イベント情報 | comments(0) | posted by otsubo shigeto
正直緊張しました。
お店をリスタートさせて1週間。
久しぶりの営業ということで、初日は正直緊張しました。
自分の体の中の記憶を呼び覚ましながら、確認しながらのぎこちない営業。
それに1ヶ月もお店をほったらかしで旅行にでかけ、
さて帰ってきたけど、お客さんはお店のことを覚えてくれているのだろうか?
という不安がなかったとは言えません。
ありがたいことに、久しぶりのお客さんの顔、顔、顔。

昨日は、『つくばスタイル』の取材。
お店がオープンした当初に一度取材をしていただいて以来の2度目です。
取材を受けるといつも、
期待されていることに答えられていないんじゃないかと申し訳ない気分になります。
こんかいは、なけなしのサービス精神をはっきして少し面白い話をとおもい、
僕がこの自分の店に抱いている理想的なイメージについて
リチャード・ブローティガンの小説に出てくる風変わりな「図書館」の話をしたのだけど、
結局あんまりうまく話せずに、やはり申し訳ない気分になりました。

この図書館の話はいつかブログに書いてみたいと思います。

思ったこと | comments(0) | posted by otsubo shigeto
Infomation

千年一日珈琲焙煎所
住所  つくば市天久保3-13-3 高野テナント 105
tel 050-3707-4414
営業時間 10:00-18:00
定休日 火・水

千年一日珈琲焙煎所 Cafe
住所  つくば市天久保3-21-3 星谷ビル1F/G
tel 050-3692-2543
営業時間 11:00-18:00
定休日 火・水

e-mail 1001coffee@gmail.com
instagram https://www.instagram.com/otbsgt/

ドリップコーヒー450円。コーヒー豆は100g/ 680円、200g/ 1220円から。
 豆袋のお代を別途40円お願いしています。キャニスターやジップロックなどご持参のお客様は豆代のみでご購入可能です。
 卸のご相談も承っております。お気軽にお問い合わせください。


遠方からお越しの際はコチラをご参考に。


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