千年一日珈琲焙煎所の現場(中編)
3月をあっという間に通り越し、4月に入ってしまいました。
予定通り工事は大幅に遅れています。
オープンまでもう少しお待ちください。

中編は地味な作業がつづきます。
ひたすら壁と天井をつくりつづけていました。
柱・間柱に桟木を打ち付け調整し、そこに石膏ボードを貼り、ボードの継ぎ目にパテを塗りヤスリで削る。
特に最後のパテ作業は3日で終える予定が、2週間もかかってしまいました。
この作業をどれだけ丁寧にやるかで仕上がりが変わってきます。
途方に暮れることもしばしば、ただこの道を歩き続ければ
そのうち目的の地にたどり着くということだけを信じて、
とぼとぼと歩き続けるのです。

「DIYで店をつくる、千年一日珈琲焙煎所の現場」
 0225(月)「DIYで店をつくる。18日目」入り口欄間部の閉じ板貼り、天井の造作の計画。(手伝い2名)
 0226(火)「DIYで店をつくる。19日目」天井桟の設置、ピータイルはつり (手伝い3名)
 0227(水)「DIYで店をつくる。20日目」天井桟の設置、ピータイルはつり(手伝い1名)
 0301(金)「DIYで店をつくる。21日目」天井桟の設置
 0302(土)「DIYで店をつくる。22日目」天井桟の設置、電気工事(手伝い1名)※警報装置いじって鳴らす。
 0304(月)「DIYで店をつくる。23日目」天井張り、エントツ用メガネ石設置作業(手伝い1名)

 0305(火)「DIYで店をつくる。24日目」天井張り、外壁にエントツ用の穴を開ける(手伝い2名)

 0306(水)「DIYで店をつくる。25日目」壁貼り、ピータイルはつり(手伝い2名)
 0307(木)「DIYで店をつくる。26日目」壁張り(手伝い1名)
 0308(金)「DIYで店をつくる。27日目」壁貼り
 0309(土)「DIYで店をつくる。28日目」壁貼り、ピータイルはつり(手伝い2名)
 0310(日)「DIYで店をつくる。29日目」壁貼り、ピータイルはつり、目地パテ埋め(手伝い1名)
 0311(月)「DIYで店をつくる。30日目」壁貼り、パテやすり掛け、ファイバーテープ貼り、目地パテ埋め、ピータイル(手伝い3名)

 0312(火)「DIYで店をつくる。31日目」壁貼り、パテ目地埋め、パテやすりがけ(手伝い2名)
 0314(木)「DIYで店をつくる。32日目」資材の買い出し、壁貼り、ファイバーテープ貼り
 0318(月)「DIYで店をつくる。33日目」パテ目地埋め、パテやすりがけ(手伝い1名)
 0319(火)「DIYで店をつくる。34日目」パテ目地埋め、パテやすりがけ(手伝い1名)
 0320(水)「DIYで店をつくる。35日目」パテ目地埋め、パテやすりがけ(手伝い4名)
 0321(木)「DIYで店をつくる。36日目」パテ目地埋め、パテやすりがけ
 0323(土)「DIYで店をつくる。37日目」パテ目地埋め、パテやすりがけ(手伝い1名)
 0324(日)「DIYで店をつくる。38日目」パテ目地埋め、パテやすりがけ、清掃
 0325(月)「DIYで店をつくる。39日目」パテ目地埋め、パテやすりがけ、清掃
 
移転計画 | - | posted by otsubo shigeto
千年一日珈琲焙煎所の現場(前編)
出来事は現場で起こっています。

当初は3月1日OPENの予定で始めた移転作業。
だいぶ早い段階からスケジュールの見直しを余儀なくされ
「3月中に」という表現に変わり、今では「春にOPEN!」まで後退。
さすがにこれ以上伸びることはないと思いますが、いつまでが春なのかは僕しだい。

壊して、作って、考えて。
調べて、考えて、作って。
相談して、考えて、やり直して。
何に一番時間がかかってるのかといえば、やはり考えることみたいです。
浅い眠りの中で、寝ながらも考えて。
さて天井が先か、壁が先か。
最近はそればかり考えています。

「DIYで店をつくる、千年一日珈琲焙煎所の現場」
 0116(水)不動産屋と契約
 0122(火)「DIYで店をつくる。初日」壁・天井の取り壊し(手伝い5名)
 0123(水)消防署、保健所へ(法律の確認)、建具屋へ(引き戸の相談)
 0202(土)LIVE「普請中」oomiya asahiko(from gustave coquiot)、DJ ちゃんぽん
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 0204(月)「DIYで店をつくる。2日目」現場にて建具の相談、瓦礫の片づけ
 0205(火)「DIYで店をつくる。3日目」瓦礫の片づけ
 0208(金)「DIYで店をつくる。4日目」ピータイルはつり、釘抜き(手伝い1名)
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 0210(日)「DIYで店をつくる。5日目」作業内容忘れました
 0211(月)「DIYで店をつくる。6日目」ピータイルはつり、照明器具の取り外し(手伝い3名)
 0212(火)「DIYで店をつくる。7日目」天井の桟を撤去(手伝い2名)
 0213(水)「DIYで店をつくる。8日目」日の丸商事へゴミを捨てに行く
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 0215(金)「DIYで店をつくる。9日目」天井の桟を撤去。電気工事の打ち合わせ(手伝い1名)
 0216(土)「DIYで店をつくる。10日目」天井裏壁のモルタル剥がし
 0218(月)「DIYで店をつくる。11日目」日の丸商事へゴミ捨て、資材の買い出し(石膏ボード、電気配線関係)、電気工事少々(手伝い1名)
 0219(火)「DIYで店をつくる。12日目」壁面石膏ボード貼り、電気工事(手伝い2名)
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 0220(水)「DIYで店をつくる。13日目」壁面石膏ボード貼り、電気工事、ピータイル(手伝い3名)
 0221(木)「DIYで店をつくる。14日目」資材の買い出し(メガネ石)
 0222(金)「DIYで店をつくる。15日目」資材の買い出し(木材など)
 0223(土)「DIYで店をつくる。16日目」資材の買い出し(ベニヤ板)、桟等の張替え、ピータイルははつり(手伝い1名)
 0224(日)「DIYで店をつくる。17日目」エントツ取り外し、焙煎機の引越し (手伝い10名)

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LIVE「普請中」

LIVE「普請中」

出演:oomiya asahiko(from gustave coquiot)、DJ ちゃんぽん
日程:2013.02.02(sat) 14:00〜16:00
料金:無料
会場:茨城県つくば市天久保3丁目21−3 星谷ビル1F

会場は、東大通りのビッグボーイの向かい側の半田屋の隣の交差点角のビルの一階です。筑波大学からだとアマ3ローソンを東大通りに向かう道の左角です。

※会場は工事中の店舗。汚れても良いあたたかい服装、マスク持参でお集まりください。
※珈琲は無料です、それ以外の飲みもの食べ物は、どうぞご自由にお持ち込みください。

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移転インタビュー その3 「今度のお店は何をするの?」
 
 これまでとこれから(のお店)で変わらないものは?とおおつぼさんに尋ねたところから、私は地下へと引きずりこまれたようだ。暗い地中から「おおつぼしげと」の根っこをもとめ、モグラの嗅覚で掘りかえし、ようやく “たましいみたいなもの” とぶつかった。ふだん接するなかで漠然とその存在を感じることはあったけど、今回のもぐりでは、本人とともに「これは、おおつぼしげと の原型らしいね」と確認し合った。それが、ものとものとの出会いの話だった。おおつぼさんがお店をやるというとき、何かを選ぶ、参加するというときには、いつもその根底に “新しい出会いかた”という可能性や期待をみているのだろうと思う。移転についてのインタビューを続けます。

今度のお店では具体的には何をしようと考えていますか?

大坪「今度移転する予定の物件は築35年の古びたテナントです。10坪のテナントが5軒ひとつづきに並んでいます。現在はすべての店舗が閉じていていわゆるシャッター通り。僕はこのひとつ続きのテナントを一体として、街角の良い風景を作りたいなと考えています。そのために今仲間を募って準備を進めているところ。今の僕にとっては、仲間と一緒に何かをするということがとても大切なことなのです。」

千年一日はその場所で何をしますか?

大坪「とりあえず僕は2軒のテナントを借りて珈琲焙煎所と本屋をやります。焙煎所では豆の販売を中心に喫茶スペースは4席ぐらい、となりの本屋は、古本と新刊本そして音盤を扱うセレクトショップになります。本屋でもコーヒーを飲める場を作るつもりですが、あくまでも珈琲焙煎所と本屋です。決してブック・カフェじゃありません。」

以前、おおつぼさんは、店っていうのは街であり、文化的なメディアだと言っていました。仲間とつくろうとしている街角がどんなものになるのか。千年一日としては『脱カフェ』の意志がはっきりあるようです。そして本屋さんをはじめる。ほかにこれまでとどう変わるのか、障害者の働く場のことやせらくんのことを聞いていきます。

現在のお店をはじめた動機の一つとして、障害者の働く場をつくる、というのがあったと思います。その思いは変わってませんか?

大坪「そこは少しかわってきたような気がします。もちろん、今度のお店でも、せらくんに珈琲豆のハンドピックの仕事をつづけてもらいます。いずれせらくんがアパートを借りて一人暮らしをはじめられればいいなと思っています。でも障害者の働く場をつくろうという意識は以前ほど強くありません。それを目的にすることは考えていません。4年前に千年一日珈琲焙煎所をはじめるときには障害者の働く場づくりという動機が必要でした。それがなければ僕はこの一歩を踏み出すことはなかったと思う。でも今となってはそのことを大上段に構えるのではなくもっとあたりまえのこととして考えられるようになりました。」
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移転インタビュー その2 宮内優里×toto 〜 ものとものとの出会い

photo by toto

宮内優里さんとtotoさんのコラボレーション、すごくよかった。想像できなかった。
1カケル1。化学反応。ぶわ と起こる瞬間に立ち会っていた。宮内さんが直感し引き出すものとtotoさんの直感から引き寄せられるものが、一同に出会って融解する。べつべつの場所で生きていた音がはじめて出会い、その瞬間、あたらしい居場所を見つけたかのような喜びがそこに満ちた。演奏している宮内さんとtotoさん自身もとても楽しそうだった。
ふと、私はとなりにいたおおつぼさんに聞いていた。

この前言ってた、ものとものとが出会う場っていうのは、たとえばこういうこと?

大坪「そうだね。」

ライブの翌朝、あかるい夢心地で起きた私は、昨晩興奮してなかなか寝付けなかったというおおつぼさんにたずねた。前回のインタビューでよくわからなかった「もの」の話から。

昨日のライブを観て、ものとものとの出会い、出来事が起きる、ということがどういうことか分かった気がする。どうして宮内さんのライブにtotoさんが共演することになったの?

大坪「宮内さんから今回は素描家の方とのコラボで出演したいという話をもらっていたんだけど、事情により直前でその話がキャンセルになって、もちろん宮内さんのワンマンをじっくり堪能するというのもありなんだけど、せっかくこの場所でやるのなら何かひと工夫がしたいということがあった。あと、まえからこの場所でtotoさんのパフォーマンスを観たいなという気持ちがあって、ただどういうかたちでそれを実現すれば良いのかなかなかはっきりとしたイメージがもてずにいた。」

で、今回組み合わせてみようと考えた?

大坪「いや、それは考えたと言うよりは、閃いたという感じ。もともと宮内さんとtotoさんの活動されている音楽のフィールドが別々なので、頭で考えたらこの組み合わせは出てこなかったと思う。でも先入観を抜きにお二人の音楽に向き合えば、そこに『似たもの』があるのがわかる。」

いっけん似てるとは言えないものどうしの『似たもの』?

大坪「似たものというのは、差異と同一性に基づくジャンルの思考からはこぼれ落ちる何か。同じなんだけど同じじゃない、ちがうんだけどちがわない、それが『似たもの』。このあいだ『ものとものとが出会う場』と僕言ったよね。別の言い方をすれば、『似たもの』を発見する作業なのかもしれない。ある意味この共演(似たもの)が閃いた瞬間にすでに出来事(イベント)が始まっていたんだ。」

いまは共演を聴いたあとだからかな、何となく分かる気がする。でもライブの前は『似たもの』って直感は私には分からなかった。たぶん言われても実感がないものは信じられなかったと思う。

大坪「今回のライブをやってみて、お店ってこういうことができる場なんだなあと思った。『このまえ「もの」ってたましいのことか?』って聞いたでしょ?じつは、どうしてわかったのかなって思ってた。僕のいう「もの」ってたましいみたいなもののこと言ってるの。」

<つづく>
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移転インタビュー その1



 移転の決断にあたり、おおつぼさんが何を考えているのか知りたくてインタビューを試みました。

移転の理由はなんですか?
大坪「そもそもはテナント料の問題で考えはじめました。今となっては、いままでここでやってきたことよりも、もっと自分にしっくりとしたことができそうなイメージが見えてきた、ということが大きいかな。」

“もっと自分にしっくりとしたこと” というと?
大坪「いまよりシンプルなかたち。」

具体的には?
大坪「いくつかの意味でシンプルっていう言葉を使っているのだけれど、ひとつは「珈琲焙煎所」になるってこと。カフェ的なイメージの膜みたいなものが煩わしいと思っていて、それをなくして自分にとってよりリアリティのある場にしたい。」

おおつぼさんにとって、これまでと変わらないことは何ですか?
大坪「お店っていうのは単なる商売のための道具じゃないってことかな。」

それではおおつぼさんにとってお店とは何ですか?
大坪「店っていうのは街だっていうこと。文化的なメディアだということ。」

街としての店、メディアとしての店をやりたいと。メディアとしての店で何を発信したいのですか?
大坪「発信するということとはちょっと違う。ものとものとの出会いの場をつくりたい。そこでは出来事(イベント)が起きる。媒介としてのメディアになりたい。」

ここで言う「もの」っていうのは「人」に置き換えられますか?
大坪「ものはものだよ。人もものに含まれる。人も含めたすべての存在のことを「もの」って言ってる。ものは嘘をつかない、ものは黙ってじっとこっちを視てるんだよ。ものとものとが共にあること、それ自体が出来事なんだよ。」


おおつぼさんという人は不思議なひとです。話を掘り下げようとすれば、未知なるものが奥から奥から溶け出してくる。その未知は、私の耳から侵入し、質問自体を見失わせ、よりどころのない場所に私を連れていく。ほんとはもっと色んなことを話していたのだけれど、溶け出てきたもののうち、わたしが固形化できたのは今回ここまで。
<つづく>
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Infomation
千年一日珈琲焙煎所
住所  つくば市天久保3-21-3 星谷ビル1F/G
電話   029-875-5092(大坪)
e-mail 1001coffee@gmail.com
instagram https://www.instagram.com/otbsgt/
営業時間 11:00-19:00(日 18:00)
定休日 火・水

千年一日珈琲焙煎所はコーヒ、古本と音楽、そしてけん玉のお店です。コーヒーは1杯300円。コーヒー豆は100g/ 600円、200g/ 1100円です。
卸のご相談も承っております。お気軽にお問い合わせください。
けん玉は、山形工房「大空」を取り扱いしています。

遠方からお越しの際はコチラをご参考に。


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